【対談】あのエネルギーを別に使っていたら 東大に行けた説

エロに力を使うのではなく勉強に使えば東大に行けたかも

あのエネルギーを別に使っていたら 東大に行けた説

角子 万太郎さん、最近ずっと昔の話をしてますよね。

万太郎 してるな。

角子 思ったんですけど、全部エネルギーの使い方が異常じゃないですか。

万太郎 異常か。

角子 自転車で三十分とか、深夜にしゃがんで電話とか。

万太郎 言われてみればそうだな。

角子 それだけの労力を勉強に使ってたらどうなってたんですか。

万太郎 ……そこなんだよ。

角子 考えたことあるんですね。

万太郎 ある。何度もある。

角子 結論は。

万太郎 東大に行けたと思う。

角子 言い切りましたね。

万太郎 言い切る。あの集中力は異常だったからな。

角子 どういう集中力ですか。

万太郎 たとえば、雑誌をどこに隠すかだ。あれは頭を使う。

角子 隠し場所ですか。

万太郎 親が見つけない場所を探すんだよ。押入れの奥とか、本棚の裏とか。

角子 見つかりますよね。

万太郎 見つかる。だから次を考える。改良していくんだ。

角子 試行錯誤してますね。

万太郎 してる。仮説を立てて、検証して、修正する。

角子 言い方を立派にしないでください。

万太郎 だが構造は同じだろう。

角子 まあ、そうですけど。

万太郎 情報収集もするぞ。どこの店が買いやすいとか、どの時間なら人が少ないとか。

角子 調査ですね。

万太郎 調査だ。しかも友達と情報交換する。

角子 共同研究。

万太郎 そうだ。あれをそのまま受験に転用してたら、相当なものだったはずだ。

角子 でも、転用できないから困るんですよね。

万太郎 できない。不思議なもんでな、勉強には同じ熱が出ない。

角子 なんでですか。

万太郎 わからん。同じ脳を使ってるはずなんだが。

角子 興味の問題じゃないですか。

万太郎 それだろうな。禁じられてるかどうかも大きい。

角子 禁止されると燃えるんですね。

万太郎 燃える。勉強は誰も止めないだろう。

角子 止められませんね。

万太郎 むしろやれと言われる。だから熱が下がる。

角子 じゃあ、親が勉強を禁止すればよかったんですか。

万太郎 ……それは面白い説だな。

角子 試した人いないんですか。

万太郎 いるかもしれん。効果があったかは知らんが。

角子 でも、結局東大には行ってないんですよね。

万太郎 行ってない。行けたはずだと言ってるだけだ。

角子 それ、行けなかった人が言うやつですね。

万太郎 ……そうだな。

角子 急に静かになりましたね。

万太郎 図星だからだ。

角子 でも、無駄だったと思ってるんですか。

万太郎 無駄だ。今考えると本当に無駄だった。

角子 後悔してるんですね。

万太郎 してる。ただな、無駄だからこそ覚えてるんだ。

角子 どういうことですか。

万太郎 勉強したことは全部忘れた。だが、雑誌をどこに隠したかは覚えてる。

角子 それは悲しい話ですね。

万太郎 悲しい。何のために生きてきたんだって話だ。

角子 そこまで言わなくても。

万太郎 いや、事実だからな。

角子 でも、そのおかげでこの対談ができてますよ。

万太郎 ……そうか。そう言われると少し救われるな。

角子 全然救われなくていいと思いますけど。

万太郎 救わせろwww

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